便秘

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便秘とは?

便秘は腸の収縮が低下することで便を押し出す力が低下し、便秘が起こってしまいます。

それがどこで起こっているのか?
小腸で停滞しているのか?
大腸で停滞しているのか?
直腸直前で停滞しているのか?
便意をもよおす感覚がないのか?
便意をもよおすが便座に座ると便がでないのか?
便は出てるが残便感があるのか?

など様々な特徴の便秘をお持ちだと思います。

まず、腸は自律神経という神経の興奮(交感神経)とリラックス(副交感神経)の2つをバランスよく調整してくれています。

腸は神経が興奮していると弛緩して膨らみ、リラックスしていると収縮する性質があります。
しかし、普段から神経を興奮させることが続いていると腸が収縮せず腸内にある物が出口側に進めずに便秘となって症状が引き起こされてしまいます。

これによりお尻の肛門付近周りの筋肉の筋力や感覚の低下か起こる事で、より一層便秘となってしまいます。

便秘の原因

便秘の西洋医学的な原因

ストレス、気候の変化、食べ過ぎ、食べない、アルコール、よく噛まない、冷え、冷たいものを飲む、生物を食べる(肉、魚、野菜)、疲労、病気、運動不足、環境の変化、ダイエットなどがあげられます。

①弛緩性(しかんせい)便秘

お腹の筋力が低下し、腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱くなり便を押し出す力が足りない状態になっています。
主に、食生活や運動不足などが原因です。

②痙攣性(けいれんせい)便秘

腸の蠕動(ぜんどう)運動が強すぎるために、けいれんを起こし、便が通りにくい状態になっています。
大腸過敏症のタイプ、ストレスや精神的なものなどが原因です。

③直腸性(ちょくちょうせい)便秘

便が直腸に達しても便意が起きず、蠕動(ぜんどう)運動が始まらない場合をいいます。
便意を我慢をしたり、痔で排便を抑えたりなどして、直腸の神経が鈍くなっていることが原因です。

④器質性(きしつせい)便秘

大腸ポリープや大腸がん、婦人科疾患などの病気が原因で起こるものです。

便秘の東洋医学的な原因

東洋医学では便秘のことを『秘結(ひけつ)』と呼びます。そしてその原因によって『熱秘』、『寒秘』、『燥秘』、『気秘』と4つのタイプに分かれます。

①熱秘

体が熱く感じたり、のぼせ、口が渇くなどの症状が見られます。
原因は体の中に熱をもってしまうと、体液が減ってしまい、それを補うために腸管内の便から水分を多量に吸収するようになります。
水分や果物・野菜などをたくさん取って、辛いものや刺激の強い食べ物を避けましょう。

②寒秘

手足の冷えや、腹の冷え、寒け、腹痛などの症状が見られます。
原因は冷えにより腸の働きが悪くなることにより、便秘となります。
便の水分はあまり吸収されないので、長く腸の中にとどまった先端部の便のみが水分を吸い取られて硬くなります。

体を冷やさないことです。身体を暖める食べものを取りましょう。
また、適度な運動を心がけましょう。

③燥秘

単に毎日便を出す習慣がないために、便の水分が吸収されて乾燥してしまい便秘をしてしまうタイプと、腸液の分泌が低下して便が乾燥してしまうタイプです。

規則正しい排便リズムを作ることも大切です。
水分を十分取りましょう。

④気秘

西洋医学で分類されている痙攣性(けいれんせい)便秘のことです。
精神的なストレスが原因で起こります。
ストレスを上手に解消し、疲れないように快適な生活を過ごしましょう。

便秘を放っておくと

便秘が続くと便通不良になってお腹が張ってつらいだけではなく、腸にととどまった便が腐敗し、有害物質が発生します。
腸内環境は悪玉菌が優勢になり、腸内フローラのバランスが崩れてしまいます。

また、有害物質が腸壁の毛細血管から吸収され、血液中を巡って全身に行き渡ります。
有害物質が全身に送られることで、肌荒れが生じ、吹き出物が出やすくなったり、肌が黒ずんだりと肌トラブルが発生します。

その他、便秘はお腹の不快感やお腹が張る、腹痛、腸の働きが悪くなることによる食欲不振と吐き気などを引き起こします。

腸内フローラのバランスがとれているかチェックする簡単な方法として、便やおならのにおいがあります。
いつもより便やおならのにおいが臭かったら、大腸内で悪玉菌が増えて悪臭を放つ有害物質が増えている証拠です。悪玉菌が増えると、腸内フローラのバランスが崩れ、善玉菌が持つ免疫作用を阻害するため、風邪やインフルエンザの感染症にかかりやすくなります。

他にも、胆汁を発がん促進物質に変える悪玉菌が増えて大腸がんのリスクが高くなったり、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患(悪玉菌や腐敗物質が腸の粘膜を傷つけ、炎症を起こして、自己免疫疾患の一つである炎症性腸疾患の誘因になる)や肥満・糖尿病(悪玉菌の中には肥満を促す細菌があり、増えると肥満・糖尿病につながる)になったりします。

アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー性疾患(悪玉菌の増加で免疫力が低下し、アレルギー性疾患を発症しやすくなる)など、悪玉菌の関与が疑われる疾患があります。

悪玉菌は腸内だけではなく、全身に影響を及ぼします。

おなか専門店 PIONAではこのように改善していきます

お腹専門 PIONAではこのように改善していきますイメージ

便秘改善のプロセスは便秘の状態に合う東洋医学の鍼灸で使われているツボを刺激するのと同時に腸もみで施術を行います。

腸の働きをコントロールしている自律神経を腸からアプローチして自律神経の中枢である視床下部にアプローチします。

腸の動きが出てきて柔らかく収縮している状態が確認できたら副交感神経優位になっているため胃腸の血流量は増加し腸の動きがよくなります。

そうすると腸内で交感神経の働きを抑制するセロトニンが分泌されやすくなり副交感神経が安定して働きやすくなり腸の収縮が行われることで便秘が改善されます。

もよおす感覚が無い方にはもよおす運動指導を行ったりトイレでの気張る方法が上手くできない方や腹圧が上手くかけれない方にも指導を行います。

腸内環境が悪い方には腸内環境を良くする乳酸菌サプリを一緒にご提供させていただいています。